クリスマスに読む一冊
第七夜

にぎやかなパーティーもいいけれど、聖なる夜を心静かに迎えたい…

ルピナスさん−小さなおばあさんのお話−
(原題「Miss Rumphius」)
バーバラ・クーニー 作 かけがわやすこ 訳
発行 ほるぷ出版


ルピナスさんは小さなおばあさんですが、子どもの頃はアリスという名前でした。アリスはいつも
おじいさんから遠い国々のお話を聞いては、自分も「大きくなったら遠い国に行って、おばあさん
になったら海の側に住むの」と言います。おじいさんは、それに付け加えて、こう言いました。
「もう一つ、しなくてはならない事があるよ。世の中をもっと美しくするために、何かしなくては」と…

とうとう出てしまった…クリスマスでも冬の本でもない本が(笑)でも、これは、季節を問わない
クリスマス精神…誰かのために、何かをする、という心…にあふれたお話だと、私は思っています。
世の中をもっと美しくするために、ルピナスさんはあることをしました。私たちは、何をしなければ
ならないでしょう? 「世の中を、もっと美しくするために」…。