クリスマスに読む一冊
第五夜

にぎやかなパーティーもいいけれど、聖なる夜を心静かに迎えたい…

のばらの村のものがたり 雪の日のパーティー
(原題「BRAMBLY HEDGE - WINTER STORY」)
ジル・バークレム 作 岸田衿子 訳
発行 講談社


小川に沿って続くのばらの茂みの中、樹や切り株を家として住まうねずみたちの村…のばらの村。
10冊近く発行されている「のばらの村のものがたり(BRAMBLY HEDGE)」シリーズのうち
最初に発行された春夏秋冬、4冊の絵本のうちの4冊目の「冬」の絵本、それがこの絵本です。
のばらの村が雪に覆われたその日、ご先祖のしきたりに従って「雪のぶとう会」が開かれる、
そのお祭りの日の様子をあたたかく描いています。

夜が明けると一面の銀世界、暖炉の前でいただく晩御飯や朝のトースト、お隣へ続く雪のトンネル掘り、
氷でできたダンスホール、冬のパーティのための温かいご馳走の数々…プディング、パイ、焼きりんご、
クリームケーキ、大人のための温かいブラックベリー・ポンチ…くー、食べたーい!!(笑)
何より絵が魅力的!です。優しいタッチでちょっとした物まで丁寧に描き込まれていて、見ているだけで
ねずみたちの生活をいろいろ想像することができて、楽しいです。