クリスマスに読む一冊
第三夜


にぎやかなパーティーもいいけれど、聖なる夜を心静かに迎えたい…

さむがりやのサンタ
(原題「FATHER CHRISTMAS」)
レイモンド・ブリッグズ 著 すがわらひろくに 訳
発行 福音館書店


「やれやれ、またクリスマスか!」イブの朝、しぶしぶ起き出したサンタクロース。
起き抜けからしかめ面で、ちょっぴり皮肉屋。彼の仕事は大事だけれども、吹雪や嵐でも
世界中を回らなければいけない。寒いのは嫌いなのに。ついつい愚痴も出てしまう…。
ただ優しくて穏やかなばかりのサンタ像をくつがえす、でも愛さずにはいられないサンタの一日。

これも有名な古典です。とにかくサンタの不機嫌ぶりがかわいい。お酒とごちそうとお風呂が
大好きで、子どもが「サンタさんへ」と煙突の側に置いたプレゼントも、ジュースだと不機嫌に
なり、ウイスキーだと上機嫌になっちゃう。でも飼い犬や猫やトナカイには優しくて、彼らもとても
懐いてる。ちょっと気難しいけれど、愛すべきおじいちゃん、といった感じです。
コマ割りされたコミック・タイプの絵本。