クリスマスに読む一冊
第十三夜

にぎやかなパーティーもいいけれど、聖なる夜を心静かに迎えたい…

子うさぎましろのお話
佐々木たづ 作 三好碩也 訳
発行 ポプラ社


クリスマス。サンタクロースから一番にプレゼントをもらった白うさぎの子、ましろは、もっと
ほかにもプレゼントが欲しくなってしまいます。でも、クリスマスのプレゼントはひとりの子どもに
ひとつだけ。そこで、ましろは、体に炭をぬりつけて、他のうさぎの子になりすまし、サンタに
ウソをついてまんまとプレゼントをもらいます。ところが、体の炭が落ちなくなって…?!

「ぼく、ほんとに別の子になっちゃったの?」と泣き出すましろが、ホントにかわいい(^^)
その後の展開もすてきです。全然説教臭くない、さわやかで幸せなクリスマスのお話です。作者の
佐々木さんは高校生の時に視力を失い、盲導犬ロバータとの出会いの後、童話作家となります。この
くだりはエッセイ「ロバータさあ歩きましょう」で詳しく語られています。このエッセイもお薦め。