クリスマスに読む一冊
第十夜

にぎやかなパーティーもいいけれど、聖なる夜を心静かに迎えたい…

サンタクロースの部屋〜子どもと本をめぐって〜
松岡享子 著
発行 こぐま社


サンタクロースの存在を一度でも信じたことのある子の心の中には、サンタクロースという
目に見えないものの存在を信じる空間と能力が養われる。サンタクロースの存在価値とは、
むしろその空間と能力にあるのではないだろうか。将来、目には見えない大事なもの…愛や
信頼といったものを、その空間に招き入れるために。それこそが本当のサンタの贈り物なの
ではないだろうか…子どもと本の関係、本が子どもに及ぼすものについて分かりやすく述べた一冊。

子どもにどんな本を読ませたらいいのか?とお悩みの方は必読。大丈夫、難しくありません。
面白いエピソード満載で読みやすいし、細かく章だてしてあるので、拾い読みできます。
時間のない方は、最初の「サンタクロースの部屋〜はしがきにかえて」だけでも読んでください。
たった4ページですが、サンタクロースの存在価値について目からウロコが落ちること間違いなしです。