クリスマスに読む一冊
第一夜


にぎやかなパーティーもいいけれど、聖なる夜を心静かに迎えたい…

「きよしこの夜」が生まれた日
(原題「The Story of Silent Night」)
ポール・ギャリコ 作 矢川澄子 訳
発行 大和書房


時は1818年のクリスマス・イブ。オーストリアの小さな町の教会で、飢えたネズミが教会の
オルガンをかじってしまった。音が出なくなったオルガン。音楽のないクリスマスなんて…
困ったオルガン奏者と若い司祭は、協力してひとつのささやかな歌を作った。
まさかそれが、200年にわたって世界中で歌われることになるとは夢にも思わずに…。

いまや全世界で、あらゆる言語で歌われるクリスマスソングの代表格「きよしこの夜」。
消え去って当然のごとくささやかに生まれたこの歌が、長い年月をかけて世界中に広まって
行く様を事実と想像力の絶妙なブレンドによって描いた、ユニークなドキュメンタリー小説。
作者は「雪のひとひら」「さすらいのジェニー」などの名作を残したポール・ギャリコ。