マイ・ハート、マイ・ラブ
Playing by Heart
 
 

 

1999年アメリカ/監督:ウィラード・キャロル/出演:ショーン・コネリー マデリーン・ストウ
このサイトで紹介している映画ならラブ・アクチュアリーのような、複数の登場人物の サイドストーリーを絡めつつ、最後でまとめていくというオムニバス形式の映画です。この映画、好きな女優さんが出るということも あって(何を隠そうジリアン・アンダーソンだ)制作段階から状況を追っかけてたんですが、発表前からタイトルが変わったり、 ちょっと宣伝するには不利な状況かな…と思っていたらやはり日本語タイトルは無粋になってしまいましたね。ちょっとがっかり。

まあそんな経緯で日本ではあまりヒットしませんでしたが、内容はかなり良かったです。11人の登場人物が、それぞれに複雑な 過去や問題を抱え、それでも誰かを大事にしたい、愛したい、ともがく姿を描いています…と書くとまさしく「ラブ・アクチュアリー」 みたいだけど、あっちよりはこっちのほうがかなりシリアス度高いかな。
それに何と言っても俳優人が豪華!ショーン・コネリーを筆頭に、アンジェリーナ・ジョリー、ライアン・フィリップ、ジーナ・ローランズ、ナスターシャ・キンスキーなど…色々。 彼らが演じる人物は、最初はどこでどうつながっているのか分からず、ちょっと台詞を聞き逃すとあっという間に話が分からなくなるので 注意です。でも最後ですべての関係が明らかになります。これは快感。

ちなみに、死の床にある息子にせがまれた母親が、彼が子供の頃よく読んであげていた絵本の一説を朗読するシーンですが、あの絵本は マーガレット・ワイズ・ブラウンの「おやすみなさい おつきさま」だそうです。『Good Night, Nobody...』という一節がとても 印象的で、後から人に聞いて、初めてこの有名な絵本を知りました。絵本を先に知っていると、涙倍増かも。