チャーリーとチョコレート工場
 
 

 
2005年アメリカ/監督:ティム・バートン/出演:ジョニー・デップ フレディ・ハイモア
原作を読み終えて30分後に観に行きました(笑)。かのロアルド・ダールの代表作の一つである作品の映画化。しかもティム・バートンですよ!
単純に甘くないところというか、ブラック・ユーモアの効いた作風がバートン作品にも共通しているので、ちょっぴり期待してました。そして観てみたら、やっぱり 面白かったです。ウンパ・ルンパの造形にはびっくりしたけど(笑)、なにより、あの「歌」をほぼ忠実に 再現していたのには驚きました。しかも4人ぶんきっちり出てましたよ!(や、原作にあった歌は 正確には4つ以上あったけど、それはさておき。)

厳密に言えば「原作に忠実な」ストーリー運びではないんですけど(特にウォンカの父親が出てくるところ)、本の面白さを壊さずに 面白い映画を作るためには、ああいう「締め」が必要だったんではないかなあ、とも思えました。4人目の子供の歌(「テレビを見るな!」っていうアレ)、 ほんとはその後で「本を読め!」と続く部分が映画ではカットされてたのも、そういう配慮かと。あの部分は実際に本を読んでいないと面白い 台詞じゃないもんね。映画であれやられたらいっぺんで教育映画に転落だよ。

そういうわけで、おおむね変更部分も納得できる楽しい映画だったのですが、ひとつ残念だったのは 最後近くでのミスター・ウォンカの台詞「ビタミンA〜(中略)〜ビタミンZ、そしてビタミンウォンカ」のくだりが なかったこと。あの長い台詞を映画のウォンカ氏に一息で言って欲しかった!(笑)